令和4年12月10日（土）午前10：30より、昨年開設した“温泉谷育成園”で鉢替え作業を行いました。
最初に保勝会の会長である中井町長がごあいさつを述べ、次に龍見事業部長より本日のスケジュール等を説明したのち、桜守3名が作業手順を解説しながら作業に取り掛かりました。今回は昨年拾ったサクランボの質がすこぶる良好で予想通り1000本を超える苗が発芽しました。それを1本ずつ培土と共にポットに植え替える作業を行いました。今回は苗の数が非常に多く所定時間内で終了できるか心配しておりましたが皆様方のご協力により午前中に終えることが出来ました。午後からは既存ポット苗を草引きと共に温泉谷育成園にあるポット苗全部に追肥する作業を行いました。
今回は例年の花見塚に移動しての作業が出来ないので、ボランティア作業とは別動隊として前日から大西氏グループ４名様が両日環境改善作業を行ってくださいました。前日は桜守３名もグループの方々と共に作業内容を確認しながら実習形式で作業を行いました。
今回もコロナウイルスの影響で参加者が少ないのではと危惧しておりましたが、大和ハウス工業（株）関係の方々が２７名、本事業の取材にFM802から４名、保勝会役員等が２1名、総勢５２名の方々がご参加くださいました。
ご参加くださった皆様大変お疲れ様でございました。植え替えたポット苗は引き続き保勝会で大切に育ててまいります。
ありがとうございました。　

炭と落ち葉を入れていきます。

長いドライバーなど使って穴を掘っています。

令和4年9月9日（金）　
当日は大和ハウス工業関係者様はじめ、ご指導いただく高田先生や関係の造園専門家の皆様、保勝会の理事・評議員等総勢51名の方々が参加され「吉野山の桜を保全するボランティア活動」が「太閤花見塚園地」で開催されました。今回の作業は土壌改良で、猛暑で固く乾燥したところに20cm程の穴を開け、炭や枯れ葉を幾重にも重ねて入れてゆきます、これにより土中の空気や水分・養分が循環しやすくなり土が柔らかくなって樹木の根が深く広く張ることにより生育が良くなります。以前から同様の土壌改良作業を実施してしてきていますが大分土壌が良くなってきたと、ご指導いただいている高田先生も仰ってくださっています、保勝会といたしましてもまだまだ土壌を含めた環境の改善作業を継続していかなければと心を引き締めているところです。
昼からの雨が心配されましたが何とか持ってくれました、参加者の皆様は汗だくになって作業に取り組んでくださいました、これに懲りずにまたのご参加をお待ちしております。大変ご苦労様でした。

干しやすいように萱を束ねます。
今回は約200束（軽ﾄﾗｯｸ4台分）作りました。